普通郵便が遅い理由

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普通郵便が遅すぎる?

運営しているECサイトでは、かねてより極小部品をご購入の方に向けて普通郵便も利用しています。

格安(84円全国定額)な送料のかわりにスピードは犠牲になるため「ゆっくり配送」という名前で、「到着を待てる方」を対象にしています。

ところが「まだ届かない」という問合せが時々あるため、その理由について考察してみたいと思います。

いきなり結論

原因は、「普通郵便」到着までの日数の期待値と、実際の日数に隔たりがあるためです。

これは私たちが持っている昔の普通郵便の到着日数とコロナ後の到着日数の感覚が同じだからです。

人不足なのに郵便サービスは増えています。

普通郵便にかけられる人員が少ないと理由からなのですが、最寄りの郵便局に聞いても普通郵便が昔と比べて遅くなっているとのことです。

郵便局の正式な告知

郵便局のサイトでは
2021年10月の郵便配達の改定について下記のように掲載されています。

それにしても遅いので最寄りの郵便局に聞いてみると下記の回答がありました。

土日が挟まるとさらに遅くなっています

調べてみると、土日祝は普通郵便の配達業務が休止されている事が分かりました。

土日祝をはさんでいる場合にその日数も待っているため、遅く感じるのかもしれませんね。

普通郵便への過度な期待を改めよう!

私たちは郵便局が国営だった時の普通郵便の感覚のままかもしれません。

しかし、もはや早くて正確な完璧なサービスが84円で受けられる時代ではないのです。

早さや正確さを求めるならば、レターパックゆうパックなどを利用すれば良いでしょう。
コスト重視で普通郵便を利用する場合は、到着日を全く気にせず、仮に届かなくても仕方ないとあきらめられる場合に留めた方が良いと思います。

レターパックやゆうパックは早いし、寧ろサービスは良くなっています。
郵便局はちゃんと選択肢を与えてくれているのです。

【これも重要】保証がない事も忘れがち

毎日たくさん普通郵便で発送していると、届かないケースが予想よりも多いように感じます。

誤投函、抜き取り、住所間違い、配達員の判断など理由は様々ですが、基本的に普通郵便には保証がありません。
そうなった場合、多くはあきらめるしかないでしょう。

これが他人に見られたら困る物、高額な物だったらと思うとぞっとしませんか?

一例をリンクしておきます。

大切なものは多少のコストをかけてでも手渡し郵便等を選ぶべきでしょう。

【オマケ】こんなケースも

サービスを選択する時のご参考までに、実際にあったケースをご紹介します。

その例1

下の写真は私の会社の集合ポストです。

レターパックライト(郵便受け受取・速達)が下記のように入れてありました。
これでは抜き取りOK!状態です。
配達員によっては事務所まで持ってきてくれるでしょうが、人手不足もありますから仕方ないかもしれません。

 

その例2

郵便局に問い合わせてみると、住所は正しいけれど号数(部屋番号)が入っていなかったため返却したとのこと。(大抵の場合はそんな時は事務局へ届きます)

配達員の判断にばらつきがあり、こんな不運なケースもあるという事です。

 

以上

 

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