入力できない!キーボードのキー入力に規則性がある入力トラブル

PCリペアテクニック

リペア研究所

交換後に発生するトラブル

キーボード交換時に発生する入力トラブルについて少し書きます。

PCメーカーのノートパソコン(DELL,HP,Lenovoなど)のセルフリペアで多いのがキーボード交換です。

時々、購入された方が「2WSXのキーが入力できない」「1QAZのキーが入力できない」とあり交換の申告があります。

この文字の入力障害はキーボードの接触が何らかの原因で問題が発生しているためです。

その際、ケーブルを2,3回指で撫でて挿し直してくださいと返信すると直ぐに改善したメールが届きます。

改善される場合は単純なケーブルの歪みの接触不良です。

指の湿気で静電気が除去されたため改善されたのか、単純にケーブルがきちんと挿さっていなかったのかが分かりませんが、キーボードは正常です。

キー入力障害に規則性がある場合は接触不良と思ってください。

できれば分解したらエアーで内部を清掃して静電気を除去するとスムーズにいきます。

何度やっても改善できない場合

何度付け直しても改善されないケースもあります。

これはキーボードが悪いケースがありますが、本体との何らかの原因もあります。

下記のような症状がそれです。

Aのキーボードは正常に入力できるが、Bのキーボードは規則性のある入力トラブルが発生するという奇怪な症状です。

これは面倒です。

HPのサービスマンに事務所のPCの修理の時、ついでの時に聞いてみると下記ように説明してくれました。

HPにはファームのバージョン等でデバイスの認識に異常があるケースがあるとのことです。詳しくは教えられないみたいですが、サービスマンは苦労しているみたいです。

一般的言えば「相性」で片付けた方が良いでしょう。

デジタルの世界で相性ということはあり得ないのですが、奥が深い原因であれば、セルフリペアでは無理です。

本来メーカーPCはメーカーのサービスマンやメーカーの担当者しか分からないことが沢山ありますので、仕方がないことでしょう。

奇妙な現象は各メーカー間で解決しているのでセルフリペアでは壁が高いです。

特にHP製の機器は結構トラブルが多いです。

セルフリペア販売は長いですが、HP以外ほとんどありません。

トラブルの場合、自己解決して頂く他ないのですが、水没や水濡れ以外であれば1回まだ交換していますので、再チャレンジして頂いています。

それ以上はできませんので、改善しない場合は保証期間の場合のみ返金対応しています。

保証期間を過ぎてしまうとこればかりは対応ができません。

メーカーPCのセルフリペアのリスク等ありますので、こういう事象がご不安な方はメーカー修理が安心ですので、良くお考えの上、ご購入ください。

以上

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