
電源のオフの状態でもバッテリーは消費する
Windows10/ 11の高速スタートアップは完全に電源が切れた状態ではないため、バッテリー多少消費しています。
また、熱などによる自然放電も含めると数日間でシャットダウンした時の5%~6%は消費していると思います(経験値)
バッテリー消費を抑えるには下記を実施すると改善する可能性がありますので、他のサイトを調べて実施ください。
1,高速スタートアップを無効にする
2,電源プランを「省電力モード」に設定する
3,バッテリー節約機能をオンにする
4,バッテリー消費の大きいアプリを確認して調整する
上記4点を実施すると数%は改善すると思いますが、これも状態によってさまざまですので、明確なことが分かりません。
消耗で起動しないケース
ここでバッテリー残量があったのにも関わらずパソコンが起動できないということがありました。
仮に10%を残して通常のシャットダウンをしたとします。
翌日に電源を入れても起動しないケースがありましたので、ACアダプターを付けてバッテリー残量をみると0%でした。
これはバッテリーの不良ではありません。
リチウムの消耗度の関係があり、シャットダウン時の表示10%残量の誤差です。
リチウムの蓄電状態をバッテリーに内蔵されているチップのデータをBIOSが検知し、その値をwindowsに係数として渡してから残量が表示されます。
単にその情報に誤差があるということです。

数%残っていたとしても実際はバッテリーは毎日消耗しますのでwindowsの起動に値する蓄電の量と判断できなかった場合は当然起動できません。
当然windowsは0%を表示しますが、蓄電としては残っているはずです。
こういうケースが絶対にありますのでACアダプターは必ず持参してください。
どちらにしてもバッテリーはリチウム電池ですので、消耗については環境に大きく左右されますし、リチウムの状態が良いか?悪いかにも依存します(経年劣化)
リチウムは性質上熱に弱いです。
ですからwindows残量表示の数値は参考値と思ってください。
満充電の100%だったものが一週間後起動すると何も使っていないのに90%になっていたことなど日常茶飯事です。
バッテリー残量表示は90%を示していますが、実際には95%の残量ということもあるため、誤差はつきものです。
利用状態にも依存しますし、バッテリーそのものの経年劣化の状態にも依存します。
この数値はファームウェアが係数化した数値をwindowsに渡して表示しているだけのものですので、気になるようであれば最新のファームウェアにアップデートするなど製造メーカーに一度確認することが一番良いと思います。
リチウムが劣化していた場合は蓄電が少ないため、100%から一挙に50%になることもあります。
バッテリーレポートなどを確認し、フル充電時の容量なども参考にしてください。

以上



