部品コードで判断
dynabookもどのメーカーも同じなのですが、基本CPUの世代によって部品が異なります。
これはメーカー部品を知っている人であれば極々当たり前なのですが、知らない人は外観が同じであれば部品も同じと思ってしまうため、良く失敗して相談を受けます。
実はこれ致命傷に繋がりますので充分注意してください。
最終的には部品IDで照合することが安全であり、セルフリペアの基本でもあります。
今回はCPUが第8世代(dynabook B45/M以降)と第6世代(dynabook B45/B)を参考でちょっとだけ比較しました。
右がdynabook B45/Mですので、CPUが第8世代になります。左がB45/Bですので第6世代CPUです。その差約2年です。
2年のテクノロジーはかなり大きいですよ。
ですからdynabook Bシリーズの場合、ベースキットは同じなのですが、各部品などは全く違いますので絶対!要注意です。
クリックボード
では、クリックボードを見てみましょう。
これが第6世代です。
マザーボードへフラットケーブルが1本、そしてタッチパッドと1本です。
つまり各々制御チップが搭載されているということです。
ちょっとケーブルの数多いですよね。
これが第8世代のクリックボードです。
マザーボードに直接ケーブルで制御されていません。
タッチパッド側で全て制御していますので、配線がすっきりしています。
これがテクノロジーの進化です。
ちなみに第8世代はUSBも3.0のポートももっていますが、3.0用の制御ケーブルがついています。
という感じにパソコンの外観が同じですが、全く違う部品がついています。
これを知らずに部品が似ているからと言って強引につけると回路がショートしますので、下記のように発火します。
メーカー系だけではないですが、電気系統が絡んだセルフリペアはやはり注意が必要です。
皆さんも気を付けてください。
以上