タッチパッド不具合
今回はDELL Inspiron 13 5000(5301)ご利用の方のリペアレポートです。
次第にマウスパッドの赤丸部分(上記写真)の反応が悪くなり、部品を探している中、当ショップを見付けられたとのことでした。
たまたま当ショップ内でInspiron 5301のマウスパッドが販売されていたのですが、これがこちらの掲載ミスで間違った部品を掲載していたのです。
それを購入されてしまったようで大変申し訳ないことをしました。
ですから、お詫びとして仕入れ先の部品工場から約1ヶ月を要して部品を取り寄せたところ先日無事修理が終わった連絡を頂き安心しました。
大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
部品仕入れ
メーカー部品は全て型番があるとは限らないのです。
ちなみにこのタッチパッドがキーボードパームレストに組み込んである部品ですので、正式型番がありません。
仕入れ元から調達するためには画像で工場側に同じ部品があるかと説明しなければならないのです。
その為、お客様にも協力頂き、分解後の画像やサイズなど中国とやり取りしながらやっと部品を見付け出しました。
パッド裏面接続
問題無く正しい部品が入荷した時は嬉しかったですし、それを送って特に問題無く修理ができた時はもっと安心しましたね。
リペアで苦労された点(ご本人様)
取り付けに関しては、調整が難しかったです。
取り付けた時は問題なくても、バッテリーを装着し、裏蓋を取り付けると、クリックできなくなっていたり、クリックしたままの状態になっていたり…で、何度かやり直す必要がありました。
バッテリーを外してタッチパッドの裏側から少し力を加えて、クリック幅を大き目にすることで解決しました。
個別仕入れについて
今回はこちらの販売ミスですので、個別仕入れをさせて頂きました。
基本は個別仕入れは行っていませんが、消耗する部品(キーボードやファンなど)は細かい写真や型番等があれば仕入れ工場に確認することだけは可能です。
ただ、仮に合っても入荷が非常に時間を要します。(お急ぎの方は確実にお受けできません)
キーボードであれば最低でも下記のような写真をご提示頂き、さらに確認が必要であれば左右のデバイス穴などの確認など、こと細かく確認していきます。
但し、部品は全てあるという訳ではありませんので、そこまでしてがっかりさせる場合もあることだけはご理解ください。
もっと安全なセルフリペアを身近なものにしていきたいです。
以上