パソコン修理
円安傾向で物価の上昇が止まらない昨今、いろいろな生活変化を感じてきていると思います。
特に全世界パソコン/スマホ依存型社会になっていますので、トラブル時の「修理費」という考え方も大きく変わりました。
そこでパソコンセルフリペアに携わって25年と部品ショップを立ち上げて約7年の経験からパソコン初心者の方が自分のパソコンをどう修理したら良いかのポイントだけ書いておきます。
自分修理はリスクがある
ネットやSNSが普及して、「メーカーパソコンも自分で治せる」という考え方が広まりましたが、やはり修理初心者の方にはリスクがあります。
もちろん、パンタグラフ修理などの簡易修理は動画やブログを見れば誰でも可能と思いますが、それ以外の修理は失敗の代償が大きいです。
特に分解しなければできない修理などがそれに当たります。
例えば、ネジ一つ外すだけでも「ネジ舐め」があります。
これが意外に多く、問合せも多いです。
これやらかしたらネジが外せないので自分で修理できませんし、メーカー修理も当然高額になるでしょう。
恐らく買い替えは必至です。
仮にネジ舐めなど無く、仮に無事分解できても電源ショートなどのリスクがあり、起動しなくなるケースもあります。
きちんと修理終了したつもりでも「どうしても起動しない」ということもあります。
これがほんのちょっとのミスなのです。
私も25年自分修理をしていますが、ちょっとしたミスからパソコンが逝ってしまったことなど沢山あります。
参考ですが、分解キーボード交換でやらかしたミスです。笑ってください。
このように簡単のように見えて隠れたリスクがあることだけは理解してセルフリペアを進めてください。
修理をどうすれば良いか?
メーカー修理は部品代が当時の価格ですので、機種が古くなっても価格が変わりません。
特に外資系メーカーであれば部品代は今の円安と重なり非常に高額です。
高額な反面、メーカー修理は修理保証がありますので安心も買うことができるでしょう。
ただ、それでも10万で買ったパソコンに6万の修理代は高すぎる!と言う方もいますので、そんな場合は近郊のパソコン修理店を利用すると良いです。
修理依頼のポイント
修理店で修理する際、自分で部品だけ買って修理店持込をする方がいますが、もし仮に部品に初期不良があった場合、修理工賃を2回払わなければならないケースもあります。
また、持ち込んだ部品の仕様が違っていたということもあります。
そういうことを考えると、修理は専門家に一括で見積依頼をするのが一番良いです。
当ショップ側も初期不良や部品仕様が異なった等は部品交換のみの対応ですので、修理のことなど考えていません。
当然、2回目の修理工賃はご購入者様が負担しなければならないでしょう。
ですから、修理の時にそのへんを確認するのが良いでしょう。
修理店
修理店は下記をご紹介しておきますので、お近くの修理店にまずは電話で確認ください。
以上