互換部品とは
一般的に「互換」という意味は「メーカー以外に類似品を作ること」だと思います。
良い例が「互換インク」などです。
メーカー以外にインクメーカーが互換表記で使えると販売しているものです。
ただ、PC部品で使っている「互換部品」とはあくまでも「代わりに使える」ということであって「同一品(同じ機能を満たす)」ものではございません。
互換部品=基本機能のみ同じ
例えば、キーボードなどはファンクションキーの詳細は置いといて、入力なら同じように使えますということになります。
ですからPCメーカー用のセルフリペア部品に対する「互換」という表記にはちょっと注意が必要です。
キーボードの場合
最も注意しなければならない部品がキーボードです。
キーのマーク
例えば、下記の3枚のキーボードは各々違ったモデルのキーボードですが、基本機能は同じですので、互換キーボードになっています。
しかしながら、一番上のキーボード(富士通 LIFEBOOK A359/BX)にはECOモードキーがありません。
キーのタッチ感
キーボードのタッチ感も互換キーボードで変わります。
これはモデルによってパンタグラフの構造やキーの深さなどで大きく変わってくるからです。タッチ感に拘る方は現状と同じ部品と交換することをお勧めします。
内部の部品も異なります。
元々ついていた部品と異なるものを付けた場合、改造になりますので、故障や不具合などは自己責任になりますので要注意です。
互換表記が付かないもの
外資系メーカーのHPは画面ののぞき見防止(プライバシー設定)ができる「HP SURE View」という機能がキーボードのキーに割り当てられています。
これは同じ機種のキーボードですので、互換表記は付きません。
メーカー仕様の搭載・非搭載には互換表記は付きませんので、個別に確認が必要です。
買う時は間違えないようにしてください。
(参考)互換部品とは
以上