部品の買い方
時々、購入した部品（パンタグラフ）が自分のパソコンに合わないという問合せがあります。
これは部品が違うからです。
その方に確認すると機種（モデル）は間違いないと言われます。
もちろん正しいのですが、パンタグラフ等の部品はちょっと特殊で機種（モデル）だけでは探せません。
機種（モデル）は部品を探す目安（部品を探す入口）だけになりますので、最終的には画像で判断しなければならない特殊な部品なのです。
そこをちょっと簡単に説明しておきます。
目でみて判断する
パンタグラフには型番がありませんから、目でみて探す部品です。
自信がない人はショップの店員に聞いてから買う部品です。
つまりメーカーパソコンはサービスマン修理が前提ですので、一般の方が部品を買えるような部品体系になっていません。
「dynabook b65のファン」という買い方は可能ですが、最終的にはファンの型番で照合します。
「dynabookB65のパンタグラフ」という買い方も可能ですが、最終的には型番が無いので、画像で判断するという流れです。
特にパンタグラフはメーカー部品ではなく、キーボード工場の中間部品です。
通常は流通しない部品ですから、買い方にもテクニックが必要です。
これは修理用の部品として流通しませんので、特にパンタグラフは購入ページを良く読んで購入するのが原則になります（どんな部品も購入ページを読むのが原則ですが・・・）
何度も言いますが、型番が無いものについては目でみて買う！か？店員に聞く。。
これです。
特に間違いが多い部品がキートップです。
基本パンタグラフが同じものでなければ今のパソコンに付けられないのですから、機種で部品を買ってはダメです。最終判断は目視で確認することです。
現在付いているパンタグラフが同じキートップを購入しなければ付きません。
購入ページにはその説明をしてますが、なかなか読んで頂けないのです。
意味が解らなかったら聞いて欲しいのですが、それも難しいのでしょうね。
ですから買った後に同じ説明をしているのが本当に心が痛みます。
確認場所は下記のように一つ一つ画像で掲載しています。
これが結構大変なんですが、お客様が間違えないように頑張って撮影しています。
パソコンの場合
スマホの場合
例
あまりピンとこない方のためにほんの一例ですが、Lenovoはそういう機種が多いのでレノボさんで説明します。
Ideapad 330-15モデルは外観同じキーボードが5種類あります。
中のパンタグラフは同じように5種類あります。
つまりIdeaPad330-15の「Nみ」のキーのパンタグラフの部品が５種類あるということです。
その中の２つピックアップします。
キーボードAとキーボードBは外観が全く同じキーボードです。
部品は違う
中のパンタグラフは各々違います。
理由
簡単です。
レノボ世界中にキーボードのサプライチェーンがあるからです。
そこからキーボードを調達していますので、機種はIdeaPad 330-15ですが、キーボードは各々違ったサプライチェーンで製造されていますので、違う部品が使われます。
メーカーではIdeaPad 330-15に適合するキーボードはキーボードA、キーボードB、キーボードC・・・・と言った具合に管理されていますので、中身が違っても全く問題ありません。
メーカーで管理する部品はキーボードユニットが最終部品だからです。
ですからパンタグラフが機種で複数存在しても問題無いのですが、これを伝えるのが難しいです。
ついつい警告文のような感じになってしまうのですが、あまり良い感じしませんよね。
日々、改良し、何とか購入前に気付いてほしいですから、頑張ります。
以上
